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日本と中国の友好を願って活動する日本中国友好協会玄界灘(宗像・北粕屋)支部

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101129特別『玄界灘支部版』集中紹介

友好の海・東シナ海にするために〈第2回〉
~みんなで考えよう尖閣諸島問題~

さて、尖閣諸島とはどこにあるのでしょうか。沖縄県石垣島と台湾からほぼ中間
に位置する中国から張り出した大陸棚上にある5つの島からなりたっています。面積
は魚釣島(3.8K㎡) が最大で、全部で5.3K㎡です。もともと無人島ですが
1896年から1940年まで日本人が住み着きました。その後は再び今日まで
無人島です。日本と中国はこの島をめぐって領有を争っていますが、現状は日本の
実効支配下にあります。
両国の主な主張は以下のようなものです。

〈日本の主張〉

①先占。どこの領土にもなっていないこ
の無主の地( 尖閣諸島) を1895年1月に領有宣言した( 国際的には先占という)。
同年4月に日清戦争の講和条約( 下関条約) で中国から台湾を割譲させ、植民地化し
たが、それとは無関係である。

実効支配~領有後、現実に日本の権力を行使した)戦前は同島に日本人古賀辰四
郎などが定住し経済活動も行った)戦後は沖縄は(27年間米国の直接支配地となっ
たが)1951年、米軍に射爆場として赤尾嶼=大正島と黄尾嶼=久場島を貸与した
り、1950年から今日まで、数次の学術調査もしている。1969年には台湾
住民の難破船解体作業に入域許可書を発行した。中国も日本領を承知していた)1
919年、福建省漁民救済時、中国長崎領事は「沖縄県尖閣諸島」と記した感謝状を
贈っている。)戦後、冷戦下、対立する「アメリカ帝国主義」が射爆場に使用して
いるのに、中国は何ら抗議をしなかった。)1960年代までの中国(台湾も) の
地図は尖閣諸島を中国領に区分していない。)「人民日報」(1953・1・8号)
は尖閣諸島を琉球列島一つと記している1969年5月ECAFE(国連極東経済委員会)
が東シナ海に「石油がある」と発表してから、中国政府( 台湾当局も) は、これまで
の態度を変えて、領有を主張し始めた。    

                            (いわさひでき)


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101127特別『玄界灘支部版』集中紹介

友好の海・東シナ海にするために
(第1回〉
~みんなで考えよう尖閣諸島問題~

中国漁船の拿捕と釈放、その後の両国での抗議運動、閣僚の発言などをめぐって、日中両国の関係がギクシャクしています。東シナ海においては、尖閣列島領有問題のほか、領海、ガス田問題や漁業問題での排他的専管水域(EEZ)問題など懸案の事項がいくつか存在しています。日中両国間にこの種の対立が起きても紛争の火種にし
ないよう、指導者同士の賢明な対応が求められます。

「領土問題は存在しない」で、話し合い拒否では前進はない

尖閣諸島問題では、日本政府は「現実支配」している強みからか、「領土問題は存在しない。話し合う余地はない」と極めて強硬です。5月に鳩山前首相が「中国とよく論議したい」との主旨の発言をしたら、圧力があったのでしょうか、引っ込めてしまいました。しかし、話し合わなければ解決しない事は明らかです。話し合って
堂々と日本の主張をすればいいのです。
例えばガス田を先行開発している中国が「中国領海内の問題だ。話し合う余地はない」と突っ張ったらどうなるでしょうか。さらには、「竹島」や「北方領土」を現実に支配している韓国やロシアが「現実支配」という立場から、話しあい拒否をした場合(韓国は実際している)、日本はどう言うのでしょうか、ちょっと考えれば分
かることです。「話し合わない」は日本の領土問題解決全体から見ても得策とは思われません。

当面は小さなトラブルを避ける仕掛けを設ける必要

とにかく両国がテーブルに着いて、話し合うことが必要ですが、「即、解決」できる問題でもありません。当面は漁業でも、ガス田でも、トラブルを起こさないような何らかの枠組みを作る必要があります。トラブルが起きたら、その取り決めに従って「熱くならずに」「冷静に」対応することです。今回の事件も、聞くところに
よると「暗黙の了解」内での中国漁民の行動であったようですが、両者対応を誤ってしまったようです。仮に、そんな場合でも「反中」とか「反日」とかと騒いで、国民同士を対立させるような事態を何とか避ける必要があります。そんな時、両国指導者の賢明さが必要になります。「悪しき隣人」などと相手を罵倒したり、経済カ
ードを持ち出すのでは、火に油を注ぐようなことで話になりません。 (いわさひでき)


石津宏介のHP(ホームページ)は、「石津宏介」で検索するか、
http://www.geocities.jp/fkpwr261/index.htm で見られるはずです。
駄目な時はj「あるがままに前進」か「arugamama3」で検索するか、
http://blog.goo.ne.jp/fkpwr261_521/ (261の後は[ _ ]半角の下バー)
で、HPとほぼ同じ内容を見ることができます。