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日本と中国の友好を願って活動する日本中国友好協会玄界灘(宗像・北粕屋)支部

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101003季刊誌紹介

『季刊中国 2010年秋季号(102号)』紹介

季刊中国


*巻頭言   滝本英市   日本AALA連帯委員会創立55周年の年に
*特集 日中友好運動の60年
   鼎談 日中友好協会の創立の頃  伊藤敬一 石川賢作 釜屋修
      創立から「文化大革命」へ___躍動と苦難の日々
  日中友好運動のはじまりと日中貿易
  協会創立の頃と「新中国」への思い
  朝鮮戦争の頃
  「長崎国旗事件」から「友好貿易」へ
  「文革」のはじまり
  持ち込まれた排除の論理
  「文革」への中国知識人の気持
  「脱走事件」
  善隣学生会館事件
  「文革」と当時の日本のマスコミ・知識人
  日中国交回復
  交流が断たれたなかで
  関係回復と運動の発展
  新しい時期に入った日中関係

<紹介者石津の一言>
60年代前後の日中問題に末端の一員としてであれ、当事者として関っていた人たちはもとより、些かでも当時に思いを馳せることがある人たちに、格好の読み物である。個人的にも興味をそそられ続けた中身だった。アジア全体を見据えるべき日中友好・事大主義的に受け入れがちな弱点の自戒・中国の極左
的傾向の承知・今後の姿勢のあり様等々、考えるべきことが実に多かった。記念事業の一つとして間もなく開催される『シンポジューム』の予習としても多くの人にお勧めの内容である。

*国境の外の「少数民族問題」 大西広
 ラオス境内中国ボーダーの中国の経済進出に関わる問題
はじめに
1「投資者」としての中国人との矛盾
2商人としての中国人との矛盾
3商品生産の委託生産に関わる矛盾
4中国資本に対抗できるラオス企業家の成長
5国境の街ボ-テンの問題
6まとめに代えて

《紹介者石津の一言》
大西広のチベット問題について読んだことがある。漢民族とチベット民族の所謂「民族対立」問題ではない、経済力の違いによる収奪だ、と学んでいた。このラオス北部の実地調査の報告を読んでも改めて思う。しかもラオスでは反抗が表に現れることも殆どないとか。ラオスの「中国従属」は日本の「アメリカ従属」と重ねて考えて理解が深まるのだろうと示唆された。ともあれ、「従属状況」はいつでも怒りを禁じえないものだ。

*中国鉄道の過去.現在.未来  杉本義浩
《紹介者石津の一言》
具体的である。中国での列車の事情がよく分ってきた。あるかどうか分らない切符を求めて駅まで出向き数日並ぶ。それでも買えなかった蘇州での苦い思い出が蘇った。ハルビンでは宿舎のすぐ近くに売り場があったからか、夜出て朝目的地に着く列車の硬臥切符を何度となく買えた。それらの事情もこの文を読んで納得できる。それにしてもこの記事が書けるまでどの位の経験を要されたのだろうと想像もし敬服もする。

*新歳時記 秋の巻 天に祈り、豊穣に沸く人々 辻雄二
星祭の夜
婦女子の祭り
皇帝も愛した錦秋の風景
《紹介者石津の一言》「主な年中行事が無形文化財と指定される」中で「七夕」が指定されていない事情もよく分かった。しかしそれも変わっていくか知れないとの暗示も面白い。

*信濃川和解とこれからの全面解決  森田太三
  西松建設の和解報道
和解交渉の始り
西松建設の基本姿勢と広島安野との関係
二つの交渉と中国への報告
広島安野の和解成立
新信濃川和解の成立
4.27最高裁判決の扱い
信濃川分会被害者の選択
中国の反応
これからの課題と全面解決へ向けて
《紹介者石津の一言》似た運動でも同一歩調が取れない現実。どこかで個人的野心を働かせる者がいるのかも知れない。

*中国文学あれこれ 未来を創るのは誰?  
 ストライキを描く曹政路『蒼茫を問う』 加藤三由紀
組織なきストライキ
労働者&党書記
労働者&行政府
未来を創るのは誰?
日本の『蟹工船』リバイバルと中国
紹介者石津の一言》
どんな感想を書いても軽くなってしまう。未来に向う「新左翼文学」が小林多喜二『蟹工船』のリバイバルに執筆を励まされたと記している部分にも新鮮な感じを受けた。文学の役割も間接的だが示唆していて考えさせられた。

*中国内外大事記 2010年4月~6月
*読者の声。編集後記
《紹介者石津の一言》
毎号のことだが、短い文でありながら前の号を想起させ、今号への期待も込められている。ここも見逃せない

現物は以下の場所にご連絡下さい。
『玄界灘支部ニュース=ニーハオ玄海』福岡県福津市宮司4-12-17(TEL 0940-52-1246)
『福岡県連版』福岡市中央区渡辺通2-8-23(TEL 092-761-0604)
『全国版』東京都千代田区西神田2-4-1東方学会ビル3階(TEL 03-3234-4700)



石津宏介のHP(ホームページ)は、「石津宏介」で検索するか、
http://www.geocities.jp/fkpwr261/index.htm で見られるはずです。
駄目な時は「goo」の「blog=ブログ」で「あるがままに前進」か「arugamama3」
で検索すると、HPとほぼ同じ内容を見ることができます。


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